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A R T I S T

Marcin Dylla (マルシン・ディラ)

 

1976年、ポーランドのホジュフ生まれ。’95‐2000年、カトヴィッツェ国立音楽院でヴァンダ・パラツに師事。スイス・バーゼル音楽院でオスカー・ギリア、ドイツ・フライブルクでソーニャ・プルンバウアー、オランダ・マーストリヒト音楽院でカルロ・マルシオーネに学ぶ。アルハンブラ(’00年)、ホアキン・ロドリーゴ(’02年)、アメリカギター財団GFA(’07年)など欧米の19の国際コンクールで優勝を果たす。以後、米カーネギーやウィーンのコンツェルトハウスなど名門ホールでのリサイタル、サンクトペテルブルク・フィル、バッファローフィル、スペイン放送響など世界各地のオーケストラとの共演を重ねている。’06年には伝説的作曲家ロドリーゴの遺族の指名で、新たに発見された作品「ギターのためのトッカータ」をマドリッドで世界初演した。現在、故国のクラクフ、カトヴィッツェの両音楽院で後進の指導にあたっている。音楽祭への盛んな出演や録音CDでも注目を集める、文字通りの世界的名手。

Shin-ichi Fukuda (福田 進一)

 

大阪生まれ。パリ・エコール・ノルマル音楽院を首席で卒業。1981年パリ国際ギターコンクール優勝。デュトワ指揮N響をはじめ内外の主要オーケストラと数多く共演。今世紀に入り、既に世界20カ国以上に招かれリサイタルを開催し世界的な評価を獲得、2008年には福田進一に献呈されたブローウェルの協奏曲「コンチェルト・ダ・レクイエム」をライン州立響と世界初演、引き続き作曲家自身の指揮によりコルドバ管弦楽団(スペイン)、サンパウロ交響楽団(ブラジル)により再演され大成功を収めた。日本の優れた音楽文化を世界に紹介した功績により、平成19年度外務大臣表彰を受ける。教育活動にも力を注ぎ、門下からは鈴木大介、村治佳織、大萩康司といったギター界の実力派スターたちを輩出している。発表したCDは既に60枚を超え「セビリア風幻想曲」は平成15年度第58回文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。代表作は「福田進一 アランフェス協奏曲」(共演:飯森範親指揮ヴュルテンベルグ・フィルハーモニー管弦楽団)、「オダリスクの踊り」「エチュード・ブリランテ」「タレガの作品集」「J・S・バッハ作品集1、2、3」、「ブエノスアイレスの冬~tribute to A. Piazzolla」。2013年にはナクソスレコードより「武満徹作品集」がワールドワイドでリリースされる。平成23年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。上海音楽院(中国)、大阪音楽大学客員教授。東京国際及びアレッサンドリア国際ギターコンクール審査員。

Masao Tanibe (谷辺 昌央)

 

名古屋生まれ。4歳より早期音楽教育を受ける。7歳から父のもとでギターを始め、その後酒井康雄、鎌田慶昭の各氏に師事。東京大学文学部卒。1999年よりドイツ、ケルン音楽大学にてR.アウセル氏に師事し、首席卒業。古楽をK. ユングヘーネル氏に、現代音楽をP. アルヴァレス氏に、音楽現象学をH. リウ氏の下で学ぶ。カールスルーエ音楽大学にてA.フォン・ヴァンゲンハイム氏に師事し国家演奏家資格を取得。

1986年学生ギターコンクール第1位、GLC最優秀賞、1988年クラシカルギターコンクール第1位、1995年東京大学在学中に、東京国際ギターコンクール最高位となる。2004年ゲーベルスベルク国際ギターコンクール 第1位、 2005年ホセ・トーマス国際ギターコンクール首席入賞、2006年ノルバ・カエサリーナ国際ギターコンクール第1位、ジョアン・ファレッタ国際ギターコンチェルトコンクール第2位、聴衆特別賞など、多数のコンクールで入賞。
 005年ワシントンDCのケネディーセンターにてアメリカ・デビュー。2006年ニューヨークにおけるバッファロー・フィルハーモニー管弦楽団との共演は2000人の聴衆総立ちという大成功を収め、全米およびEU全域でラジオ中継された。ドイツ、アメリカ、スペイン、モンテネグロ、ブラジル、日本などのオーケストラと共演多数。アルゼンチンの“世界のギター音楽祭”他、ヨーロッパ、北米、南米、アジアのフェスティヴァルに招かれリサイタルを行う。西ドイツ放送、アルゼンチン国営放送、西ニューヨーク放送等へ出演。
南米ツアーにおいては、ブラジルで日系移民100周年記念事業の一環として、林光のギター協奏曲「北の帆船」を南米初演。2010年コジマ録音よりデビューCD「アセントゥアード」をリリース。レコード芸術特選盤、読売新聞サウンズボックス特選盤など各方面より高い評価を得る。 2011年より日本に活動の拠点を移し、NHK・名曲リサイタル、東京オペラシティ、宗次ホールでのリサイタルなど日本での活動を本格化させている。2013年名古屋音楽ペンクラブ賞受賞。

Naoki Ikuta (生田 直基)

 

愛知県春日井市生まれ。13歳よりギターを始め、早稲田大学在学中にクラシックギターに出会い、高田元太郎氏に師事。大学在学中に第31回GLC学生ギターコンクール大学生の部3位、第15回名古屋ギターコンクール本選入賞など国内コンクールに入賞。 2008年より渡英し、ロンドントリニティ音楽院にてグラハム・デヴァインに師事し、国際演奏家課程を修了。これまでにヨーロッパ各地での主要な講習会に参加し国内外の著名なギタリストのマスタークラスを受講。各地での演奏活動にも積極的で、日本国内のみならずイギリス、アイルランド、ギリシャ、ハンガリーでリサイタルを行う。2012年にはシンガポールにてキッコーマン、ANA、明治製菓、ヤクルトなどの協賛のもと現地メディアCOMM社主催によるソロリサイタルツアーを成功させた。また現地の中学や高校に赴き、ギターに関する講演を演奏を交えながら行った。教授活動ではハンガリー、ミスコルツ市立音楽院で短期ギター科の講師を二度務めたほかブダペストにてマスタークラスを行い、 ラジオ番組等にも出演。現在は名古屋を拠点に各地で活動している。演奏形態はソロはもちろんのことヴァイオリン、フルート、クラリネット、チェンバロ等様々な楽器の奏者との演奏も積極的に行っている。2014年2月にヴィオラ奏者、小松大とのデュオ「Black&Olive」結成し、同年10月には幸田町民会館、11月には鳥取みさき美術館、名古屋港文化小劇場などホールでの演奏活動を予定している。また次の世代へ向けたワークショップ等も展開し、名古屋ギターフェスティバルを主催するなど、ギターの普及活動にも力を入れている。

2014年にfontecよりデビューCD「Influence」をリリース。

名古屋伏見にて生田直基ギター教室主催。 

中部日本ギター協会役員。中部日本ギター協会認定教授者。

Kenji Ito (伊藤 兼治)

 

名古屋市生まれ。8才よりギターを速水武志、寺本安江の各氏に師 事。その後、福田進一、鎌田慶昭、松永一文の各氏に師事。 これまでに、D.ラッセル、F.クエンカ、S.グロンドーナ、 加藤政幸、徳武正和、上原由記音(ピアニスト)、岩崎慎一、J.ペ ロワ各氏のマスタークラスを受講。 1998年にフランス・モルジーヌ国際音楽アカデミーに参加。日本ギタリスト協会主催、第32、33、34回クラシカルギター コ ンクール入賞。
毎年のコンサートシリーズ「4つの彩り」「GUITAR×GUITAR」「伊藤兼治ソロギターコンサート」などを開催して好評を得ている。ソロに加え室内楽とも積極的に活動を行っている。中部日本ギター協会理事。中部日本ギター協会認定教授者。ミューズ音楽館池下校講師。 伊藤兼治ギター教室主宰。

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